ニュースは一日中、テレビやネットで見ているんですが、
巨額なお金とか、リーマンショックとか、対岸の火事くらいにしか思っていなかったんです。
でも、マイケル・ムーア監督の『キャピタリズム』を見て、
『1%の超富裕層』 になれるワケもない 『99%のそれ以外』 の部類に入るアタシは、
このまま、のお~んびりお気楽人生を送ってはイケナイ!と実感させられました。
アメリカの証券会社第4位だったリーマン・ブラザーズが破綻したニュースを見た時、
『お金をゲームのように操っていた人だけが破綻した』
と思っていたところ、日本でもリーマン・ショックに関連した破綻が報じられるようになってきました。
その時に思ったのは、『アメリカの経済と日本の経済は繋がっているんだなぁ』ということ。
なので、『キャピタリズム』を見て、日本でも十分ありえる事実だと思いました。
日本の言葉に
『金は天下のまわりモノ』
というものがありますが、
経済って、お金が回ってこそ活性化するワケで、
『1%の超富裕層』 が独占したら、お金が回らないのは明らかですよね。
例えば食費にしろ、たった一人の食事の量なんて微々たるものです。
大金持ちだからって、一般人の1億倍食費を使うワケはないと思います。
一般の人が不景気で食費を削れば、その分経済は困窮するワケで、
経済の活性化は、一般の人が潤ってこそ実現されるものだと思います。
マイケル・ムーア監督
日本では、ほんの少し前までは、
『いざなみ景気』
と呼ばれた戦後最大の好景気拡大期間でしたが、
庶民には、何もイイことが無く、貧富の格差が拡大しただけ。
オカシイぢゃん?
って思っていたところ、『キャピタリズム』を見て、全ての疑問が解決した感じです。
資本主義(キャピタリズム)という言葉は、自由な経済活動を連想させ、
資本主義を否定すると、民主主義ではなく、社会主義者のように短絡的に結論付けされることが多いのですが、
今の危機的な経済は『資本主義の暴走』から来ているものです。
映画を見て感じたのは、日本の好景気の時期、企業のトップは労働してお金を生み出す人々に、お金を回す気がなかったのかもしれないということ。
景気は一部のトップの人を潤しても、決して良くならないというのを国の経済を動かす人には分かってもらいたいですね。
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試写会の後で、
| マイケル・ムーア監督 × 古賀連合会長トークショー 『ある愛の詩 私たち、これ以上は踊らない』 |
と題された、トークショー が行われました。
左より
・篠田徹氏 早稲田大学教授
・マイケル・ムーア監督
・古賀伸明氏 日本労働組合総連合会会長
・枝野幸男氏 民主党衆議院議員
そこでは、先進国の代表のようなアメリカの悲惨な現状をマイケル・ムーア監督よりお聞きしました。
有名なのが、日本のような
『国民皆保険』
がないということ。
保険に入っていないと、病気で病院へ言っても門前払い。
そして、日本では当たり前の
『組合に入る権利が無い』
今日もニュースで、
『キャバクラ嬢の組合が出来た』
と言っていましたが、
日本では日常の権利がアメリカの人にはないそうです。
私は、幼い頃から、アメリカのドラマ『奥さまは魔女』が大好きで、
サマンサの家の豪華さに憧れたものです。
アメリカの一般サラリーマンでも、あんなに豪華な家に住むことができ、
楽しそうなホームパーティー・豪華な食卓・可愛いお洋服。
あのドラマを見て、アメリカに憧れた同世代は多いと思います。
なのに、日本では当たり前のことがアメリカには無いことが不思議でたまりませんでした。
アメリカの富の象徴のようなGMゼネラルモーターズが今年経営破綻をしましたが、
映画の中で、今は荒廃したGMの跡地に、社員だったマイケル・ムーア監督の父親と監督とが、繁栄していた頃、その恩恵で豊かな生活をしていたという思い出話をしていたシーンが印象的でした。
確かに、『奥さまは魔女』のような華やかな生活はあったようですが、
豊か故、本来生活に必要な最低限の保障に気が付かなかったのかもしれません。
ニュースでは、アメリカの現状を見ているつもりでも、
本当は分からないことだらけだということが、
『キャピタリズム』を見させていただいて実感しました。
トークショーの題でもあった 『ある愛の詩』 は、 『キャピタリズム』のアメリカでのサブタイトルでもあります。
A Love Story
経済には関係のない言葉だと思ったところ・・・皮肉が込められているそうです。
・資本主義者には愛のかけらもない。
・資本主義者は金を愛している 人の金までも。
ちなみに、『キャピタリズム』の日本でのサブタイトルは、
マネーは踊る
なんですが、
マイケル・ムーア監督は奇想天外なサブタイトルだと驚いていました。
キャッシュ ダンシンぐぅ?
キャッシュが踊るとは?
日本ではシバシバ使われる 『踊る』 という表現は、アメリカにはないそうです。
英語的には意味の無い言葉だそうで、
面白いので、日本の 『キャピタリズム』のポスターをお土産に持ち帰るそうです。
トークショーの様子です。
マイケル・ムーア監督の印象は、
以前の作品や今回の『キャピタリズム』でのマイケル・ムーア監督とは違い、
柔和でとても分かりやすいお話しで、いっぺんでファンになりました♪
監督のような勇気のある行動は、到底ムリですが、社会の問題を真剣に考える主婦になりたいと思いました。
キャピタリズム ~マネーは踊る~ は、
12月5日(土)
TOHOシネマズ シャンテ
TOHOシネマズ 梅田
で限定公開
1月9日(土)から 全国拡大ロードショー
主婦でも分かりやすく 『資本主義の暴走』 が描かれており、あっという間の二時間でした。
生活防衛の為にも、主婦友に教えたい映画でした。
おまけ・・・
ちなみに監督の奥さまはレクサスにお乗りになっているそうです♪





